＞物品運送人の責任と高価品の特則の適用範囲 関連 検索結果 コンテンツ まとめ 表示しています

物品運送契約 (2) 運送人の損害賠償責任 [1] 高価品の特則の適用除外 新商法において、運送人の損害賠償責任に関して重要な点は、高価品の特則の適用除外の規定が設けられた点です。従来の商法（現商法）でも、高価品の明告が

高価品の特則と不法行為責任に関する一考察 3 送人や履行補助者が故意または重過失で高価品 に滅失毀損の損害を生じさせたときは，運送人 は債務不履行に基づく損害賠償責任を負うと解 されている8）． しかし，損害賠償責任には債務不履行責任の

高価品に関する運送人免責規定とその適用排除 （631）－3一 告することによって運送人の運送につき特別の配慮の機会を提供するとと もに，他方，そのことによって増大する費用を割増運賃として荷主に請求 させるという運送システムを前提にしている。

2 高価品の損害についての運送人の責任 現行法では、荷送人が運送人に対し、運送を委託するにあたり、高価品であることを明告しなければ、運送人は損害賠償責任を負いませんでした（商法第578条）。 これに対し、改正法では、次の場合には、上記規律が適用されず、運送人が損害賠償義務 ...

⑵ 高価品に関する特則の適用除外 ア 商法578条は、高価品について荷送人が運送を委託するに当たり、その種類及び価額を明告しないときは、運送人は損害賠償責任を負わない、としています。

⑵ 高価品に関する特則の適用除外 明告されない高価品について運送人が免責される旨の規律（商法第5 78条）は，次に掲げる場合には適用がないものとする。 ア 運送契約の締結の当時，運送品が高価品であることを運送人が知っ

「運送人が荷送人から収受する運送賃に照らして」が×。「容量・重量の割に」にすると〇。「高価品」は、容積・重量の割に著しく高価な物品をいう、という判例があります。 イ【正しい】 ＜H27、問36、肢2＞ 選択肢の通り。

資料2－2 標準運送約款及び標準内航運送約款のあり方に関する主な論点と方向性案 (補足資料) 3 1．物品運送 ②運送人の損害賠償責任 （3）高価品免責の特則 商法の改正の内容 （趣旨） 高価品について荷送人が種類又は ...

運送契約締結時に運送品が高価であることを知っていた場合あるいは、運送人の故意また は重大な過失によって高価品の損傷や延着が発生した場合は高価品の特則の適用除外と なる従来の判例法理が、改正商法にて明文化されました。

項）。運送人の責任及び場屋営業者の責任のあり方が両者の高価品に関する特 則規定（578条及び595条）とどのような関係にあるかを明らかにしなければ ならないであろう。第二に，平成15年判決では，高価品についての損害

物品運送契約 (2) 運送人の損害賠償責任 [1] 高価品の特則の適用除外 新商法において、運送人の損害賠償責任に関して重要な点は、高価品の特則の適用除外の規定が設けられた点です。従来の商法（現商法）でも、高価品の明告が

高価品の特則と不法行為責任に関する一考察 3 送人や履行補助者が故意または重過失で高価品 に滅失毀損の損害を生じさせたときは，運送人 は債務不履行に基づく損害賠償責任を負うと解 されている8）． しかし，損害賠償責任には債務不履行責任の

高価品に関する運送人免責規定とその適用排除 （631）－3一 告することによって運送人の運送につき特別の配慮の機会を提供するとと もに，他方，そのことによって増大する費用を割増運賃として荷主に請求 させるという運送システムを前提にしている。

2 高価品の損害についての運送人の責任 現行法では、荷送人が運送人に対し、運送を委託するにあたり、高価品であることを明告しなければ、運送人は損害賠償責任を負いませんでした（商法第578条）。 これに対し、改正法では、次の場合には、上記規律が適用されず、運送人が損害賠償義務 ...

⑵ 高価品に関する特則の適用除外 ア 商法578条は、高価品について荷送人が運送を委託するに当たり、その種類及び価額を明告しないときは、運送人は損害賠償責任を負わない、としています。

⑵ 高価品に関する特則の適用除外 明告されない高価品について運送人が免責される旨の規律（商法第5 78条）は，次に掲げる場合には適用がないものとする。 ア 運送契約の締結の当時，運送品が高価品であることを運送人が知っ

「運送人が荷送人から収受する運送賃に照らして」が×。「容量・重量の割に」にすると〇。「高価品」は、容積・重量の割に著しく高価な物品をいう、という判例があります。 イ【正しい】 ＜H27、問36、肢2＞ 選択肢の通り。

資料2－2 標準運送約款及び標準内航運送約款のあり方に関する主な論点と方向性案 (補足資料) 3 1．物品運送 ②運送人の損害賠償責任 （3）高価品免責の特則 商法の改正の内容 （趣旨） 高価品について荷送人が種類又は ...

運送契約締結時に運送品が高価であることを知っていた場合あるいは、運送人の故意また は重大な過失によって高価品の損傷や延着が発生した場合は高価品の特則の適用除外と なる従来の判例法理が、改正商法にて明文化されました。

項）。運送人の責任及び場屋営業者の責任のあり方が両者の高価品に関する特 則規定（578条及び595条）とどのような関係にあるかを明らかにしなければ ならないであろう。第二に，平成15年判決では，高価品についての損害

商法（運送・海商）改正要綱⑯ 物品運送に関する総則は(Ⅳ) 1 不法行為責任との関係 ⑴ 運送契約書の交付義務 ア 運送人の責任について、運送契約の債務不履行に基づく損害賠償請求権と不法行為に基づく損害賠償請求権につき、どちらを行使してもよいとする請求権競合説と、契約責任の ...

法学＞民事法＞商法＞コンメンタール商法＞第2編 商行為 (コンメンタール商法)＞商法第578条 第578条 貨幣、有価証券其他ノ高価品ニ付テハ荷送人カ運送ヲ委託スルニ当タリ其種類及ヒ価額ヲ明告シタルニ非サレハ運送人ハ損害賠償ノ責ニ任セス

高価品も損害賠償責任の対象？ 商法で、運送人（宅配業者）には高価品について特則が設けられています。 貨幣、有価証券、他高価品について、荷送人（配送を依頼した人）が運送を委託する時に商品の種類や価額を明告していなければ運送人（宅配業者）は損害賠償責任を負わないことが ...

交通事故の損害賠償は、衝突した相手車乗員の人身被害に対する補償や車両損壊を弁償するだけでは済まないことがあります。 たとえば、預かった荷物が予想外の高価な商品であったため、事故による損傷で高額の賠償請求を求められるケースも考えられます。

第1 総論 商法において，次のような用語の意義の下に，第2のとおり，物品運送 についての総則的規律を設けることを検討してはどうか。 1 運送人 陸上運送，海上運送又は航空運送の引受けをすることを業とす る者をいう。

（3）高価品に関する特則の適用除外 高価品免責の適用除外がされる場合を明記（577条2項・旧578条） 契約締結時に運送人が知っていたとき 運送人の故意または重過失によって運送品の滅失等が生じたとき 国際海上物品

※商法等の特則 ・履行補助者責任を取り込んだ運送人等の厳格な責任（商560・577条。） ・高価品明告義務（商578・568条。） ・損害賠償額の二段階制（商580・581条－一面で軽過失減責。） 郵便法・鉄道営業法など賠償額を定額化

運送業にも様々な種類がありますが、宅配便など物品運送で万一品物が紛失した場合など、宅配業者はどのような責任を負うことになるのか、商法上の責任について考えていきましょう。 商法から見た場合の宅配業者の責任は？

（7）高価品に関する特則 （8）運送品の延着に関する運送人の責任 本号に て記載 3．海商法制に関する世界的な動向への対応 （1）国内海上運送人の責任の軽減 （2）船舶衝突による物損に関する不法行為責任の期間制限の ...

-3 - 2 標準運送約款の改正 2.1 標準運送約款の適用範囲 標準運送約款は、海上運送法第9条第3項に基づき定められるもので、一般旅客定期航路事 業者が行う旅客運送（手回り品の運送も含む）、受託手荷物及び小荷物運送、特殊 ...

3．運送人の損害賠償責任（高価品の特則） 現行商法第578 条【高価品についての損害賠償責任】に関して、荷送人から高価品の種 類と価額の明告がなかった場合には、運送人がその損害賠償責任を負わないことになって

物品・旅客の運送などに影響があります。対応の必要性をご確認ください 120年ぶり商法（運送法・海商法）改正の主なポイント 公布から1年以内に施行（2019年目途） 日本商工会議所 東京商工会議所 国化など社会・経済情勢の変化に対応しつつ、運送時の 荷主や運送業者、荷受人

そこで、改正法でも、運送人の責任制限の 規定の一部(損害賠償額の定額化、高価品の 特則、運送品の受取による責任の消滅、除斥 期間)を、不法行為責任にも及ぼすことを明 文で規定することになりました(新法587条)。|7 おわりに 目

6 【理由】 物品運送契約について冒頭規定を設けることで，契約当事者の基本的義務の内容及 びその法的性質（諾成契約・双務契約であること）が明らかになる。これにより物品 運送契約の解釈に指針を与えることができる点で，冒頭規定を設けることは望ましい。

商法Ⅰ講義レジュメNo.10 3 7 本件の争点 • 商法578条の高価品とは？本件FDは高価 品に該当するか？• 債務不履行責任と不法行為責任は競合する か？• 不法行為責任に対しても578条は適用され るか？• 581条の重過失とは？

(3)高価品の特則（商578） 規定の趣旨 高価品の意義（最判昭45・4・21判時593-87） 明告がなされた場合の賠償額 運送品の価額＜明告価額 運送品の価額＞明告価額 明告はなかったが高価品であることを知っていた場合

②高価品の損害についての運送人の責任が変更されました。 （現行）高価品であることを知らされていない場合は免責され賠償責任なし （改正後）運送人が高価品であることを知っていたとき、運送人の故意や重過失により損害が生じたときなど、運送人が賠償責任を負う場合があります。

1 運送法制研究会 第16回 議事要旨 1 日 時 平成25年11月26日（火）自 18時15分 至 19時20分 2 場 所 公益社団法人商事法務研究会会議室 3 議事概要 運送法制研究会報告書について，別紙のとおり ...

二 国際海上物品運送法の一部改正関係 1 運送人の責任の限度額に関する規定を改めることとした。（第九条第一項関係） 2 船荷証券及び船舶先取特権に関する規定を削除することとした。（旧第六条～旧第一〇条及び旧第一

商法等の特則：責任の厳格化・損害賠償額の定額化や合理的制限・迅速な決済等 ・履行補助者責任を取り込んだ運送人等の厳格な責任（商560・577条） ・高価品明告義務（商578・568条） ・損害賠償額の二段階制（商580・581条－一面

物品運送契約 (2) 運送人の損害賠償責任 [1] 高価品の特則の適用除外 新商法において、運送人の損害賠償責任に関して重要な点は、高価品の特則の適用除外の規定が設けられた点です。従来の商法（現商法）でも、高価品の明告が

高価品の特則と不法行為責任に関する一考察 3 送人や履行補助者が故意または重過失で高価品 に滅失毀損の損害を生じさせたときは，運送人 は債務不履行に基づく損害賠償責任を負うと解 されている8）． しかし，損害賠償責任には債務不履行責任の

高価品に関する運送人免責規定とその適用排除 （631）－3一 告することによって運送人の運送につき特別の配慮の機会を提供するとと もに，他方，そのことによって増大する費用を割増運賃として荷主に請求 させるという運送システムを前提にしている。

2 高価品の損害についての運送人の責任 現行法では、荷送人が運送人に対し、運送を委託するにあたり、高価品であることを明告しなければ、運送人は損害賠償責任を負いませんでした（商法第578条）。 これに対し、改正法では、次の場合には、上記規律が適用されず、運送人が損害賠償義務 ...

⑵ 高価品に関する特則の適用除外 ア 商法578条は、高価品について荷送人が運送を委託するに当たり、その種類及び価額を明告しないときは、運送人は損害賠償責任を負わない、としています。

⑵ 高価品に関する特則の適用除外 明告されない高価品について運送人が免責される旨の規律（商法第5 78条）は，次に掲げる場合には適用がないものとする。 ア 運送契約の締結の当時，運送品が高価品であることを運送人が知っ

「運送人が荷送人から収受する運送賃に照らして」が×。「容量・重量の割に」にすると〇。「高価品」は、容積・重量の割に著しく高価な物品をいう、という判例があります。 イ【正しい】 ＜H27、問36、肢2＞ 選択肢の通り。

資料2－2 標準運送約款及び標準内航運送約款のあり方に関する主な論点と方向性案 (補足資料) 3 1．物品運送 ②運送人の損害賠償責任 （3）高価品免責の特則 商法の改正の内容 （趣旨） 高価品について荷送人が種類又は ...

運送契約締結時に運送品が高価であることを知っていた場合あるいは、運送人の故意また は重大な過失によって高価品の損傷や延着が発生した場合は高価品の特則の適用除外と なる従来の判例法理が、改正商法にて明文化されました。

項）。運送人の責任及び場屋営業者の責任のあり方が両者の高価品に関する特 則規定（578条及び595条）とどのような関係にあるかを明らかにしなければ ならないであろう。第二に，平成15年判決では，高価品についての損害

商法（運送・海商）改正要綱⑯ 物品運送に関する総則は(Ⅳ) 1 不法行為責任との関係 ⑴ 運送契約書の交付義務 ア 運送人の責任について、運送契約の債務不履行に基づく損害賠償請求権と不法行為に基づく損害賠償請求権につき、どちらを行使してもよいとする請求権競合説と、契約責任の ...

法学＞民事法＞商法＞コンメンタール商法＞第2編 商行為 (コンメンタール商法)＞商法第578条 第578条 貨幣、有価証券其他ノ高価品ニ付テハ荷送人カ運送ヲ委託スルニ当タリ其種類及ヒ価額ヲ明告シタルニ非サレハ運送人ハ損害賠償ノ責ニ任セス

高価品も損害賠償責任の対象？ 商法で、運送人（宅配業者）には高価品について特則が設けられています。 貨幣、有価証券、他高価品について、荷送人（配送を依頼した人）が運送を委託する時に商品の種類や価額を明告していなければ運送人（宅配業者）は損害賠償責任を負わないことが ...

交通事故の損害賠償は、衝突した相手車乗員の人身被害に対する補償や車両損壊を弁償するだけでは済まないことがあります。 たとえば、預かった荷物が予想外の高価な商品であったため、事故による損傷で高額の賠償請求を求められるケースも考えられます。

第1 総論 商法において，次のような用語の意義の下に，第2のとおり，物品運送 についての総則的規律を設けることを検討してはどうか。 1 運送人 陸上運送，海上運送又は航空運送の引受けをすることを業とす る者をいう。

（3）高価品に関する特則の適用除外 高価品免責の適用除外がされる場合を明記（577条2項・旧578条） 契約締結時に運送人が知っていたとき 運送人の故意または重過失によって運送品の滅失等が生じたとき 国際海上物品

※商法等の特則 ・履行補助者責任を取り込んだ運送人等の厳格な責任（商560・577条。） ・高価品明告義務（商578・568条。） ・損害賠償額の二段階制（商580・581条－一面で軽過失減責。） 郵便法・鉄道営業法など賠償額を定額化

運送業にも様々な種類がありますが、宅配便など物品運送で万一品物が紛失した場合など、宅配業者はどのような責任を負うことになるのか、商法上の責任について考えていきましょう。 商法から見た場合の宅配業者の責任は？

（7）高価品に関する特則 （8）運送品の延着に関する運送人の責任 本号に て記載 3．海商法制に関する世界的な動向への対応 （1）国内海上運送人の責任の軽減 （2）船舶衝突による物損に関する不法行為責任の期間制限の ...

-3 - 2 標準運送約款の改正 2.1 標準運送約款の適用範囲 標準運送約款は、海上運送法第9条第3項に基づき定められるもので、一般旅客定期航路事 業者が行う旅客運送（手回り品の運送も含む）、受託手荷物及び小荷物運送、特殊 ...

3．運送人の損害賠償責任（高価品の特則） 現行商法第578 条【高価品についての損害賠償責任】に関して、荷送人から高価品の種 類と価額の明告がなかった場合には、運送人がその損害賠償責任を負わないことになって

物品・旅客の運送などに影響があります。対応の必要性をご確認ください 120年ぶり商法（運送法・海商法）改正の主なポイント 公布から1年以内に施行（2019年目途） 日本商工会議所 東京商工会議所 国化など社会・経済情勢の変化に対応しつつ、運送時の 荷主や運送業者、荷受人

そこで、改正法でも、運送人の責任制限の 規定の一部(損害賠償額の定額化、高価品の 特則、運送品の受取による責任の消滅、除斥 期間)を、不法行為責任にも及ぼすことを明 文で規定することになりました(新法587条)。|7 おわりに 目

6 【理由】 物品運送契約について冒頭規定を設けることで，契約当事者の基本的義務の内容及 びその法的性質（諾成契約・双務契約であること）が明らかになる。これにより物品 運送契約の解釈に指針を与えることができる点で，冒頭規定を設けることは望ましい。

商法Ⅰ講義レジュメNo.10 3 7 本件の争点 • 商法578条の高価品とは？本件FDは高価 品に該当するか？• 債務不履行責任と不法行為責任は競合する か？• 不法行為責任に対しても578条は適用され るか？• 581条の重過失とは？

(3)高価品の特則（商578） 規定の趣旨 高価品の意義（最判昭45・4・21判時593-87） 明告がなされた場合の賠償額 運送品の価額＜明告価額 運送品の価額＞明告価額 明告はなかったが高価品であることを知っていた場合

②高価品の損害についての運送人の責任が変更されました。 （現行）高価品であることを知らされていない場合は免責され賠償責任なし （改正後）運送人が高価品であることを知っていたとき、運送人の故意や重過失により損害が生じたときなど、運送人が賠償責任を負う場合があります。

1 運送法制研究会 第16回 議事要旨 1 日 時 平成25年11月26日（火）自 18時15分 至 19時20分 2 場 所 公益社団法人商事法務研究会会議室 3 議事概要 運送法制研究会報告書について，別紙のとおり ...

二 国際海上物品運送法の一部改正関係 1 運送人の責任の限度額に関する規定を改めることとした。（第九条第一項関係） 2 船荷証券及び船舶先取特権に関する規定を削除することとした。（旧第六条～旧第一〇条及び旧第一

商法等の特則：責任の厳格化・損害賠償額の定額化や合理的制限・迅速な決済等 ・履行補助者責任を取り込んだ運送人等の厳格な責任（商560・577条） ・高価品明告義務（商578・568条） ・損害賠償額の二段階制（商580・581条－一面

②高価品の損害についての運送人の責任が変更されました。 （現行）高価品であることを知らされていない場合は免責され賠償責任なし （改正後）運送人が高価品であることを知っていたとき、運送人の故意や重過失により損害が生じたときなど、運送人が賠償責任を負う場合があります。

高価品の特則 適用除外 ア 運送人が知っていたとき 高価品であることを知って相応の対応をすることができる である。高価品レベルの注意義務や賠償責任を負担させることは問題ならば、適用除外を認めてもよいだろうが、普通品の

助けて下さい!運送取引と高価品の特則について。 運送人は基本的には運送品の紛失 毀損または延着について責任を負う。 ただし運送人の責任契約を減免する為に、高価品の特則がある。578条 その為、高価品の特則が存在すると解釈すればいいのでしょうか？

最高裁昭和44年10月17日判決は、運送人の責任について、運送契約の債務不履行に基づく損害賠償請求権と不法行為に基づく損害賠償請求権は競合する旨判示しており、改正商法の、債務不履行責任に関する損害賠償額の定額化（576条）、高価品の特則（577条）、運送人の損害賠償責任の消滅（584 ...

運送品が高価品である場合における運送人の責任に関する特則について述べた次のア～オの記述のうち、商法の規定および判例に照らし、誤っているものの組合せはどれか。 ア．商法にいう「高価品」とは、単に高価な物品を意味する ...

117 宅配業者の荷受人に対する責任（河原） そして、Aが宅配便を使って宝石類を送付するのをXは承諾していて、Aは本件宅配便の責任限度額を認識していたので、Aの過失して、その責めに任ずべきである。」宅配便業者の重過失が推認され、宅配便業者において、故意又は重過失のないことを ...

高価品（容積or重量の割に著しく高価な物品）に関する特則 荷送人が運送を委託するにあたり、その種類・価格を明告するのでなければ、運送人は損害賠償責任を負わない（578条）。

1 運送法制研究会 第16回 議事要旨 1 日 時 平成25年11月26日（火）自 18時15分 至 19時20分 2 場 所 公益社団法人商事法務研究会会議室 3 議事概要 運送法制研究会報告書について，別紙のとおり ...

宿泊客の高価品の盗難に関するホテルの不法行為責 任と宿泊約款上の責任制限（最判平成15年2月28日 判時1829号151頁・判タ1127号112頁・金判1179号25 頁） 著者 来住野 究 雑誌名 明治学院大学法律科学研究所年報 Annual

194 宿泊客の高価品の盗難に関するホテルの不法行為責任と宿泊約款上の責任制限 法学研究 91号（2011年8月） にお持込みになった物品又は現金並びに貴重品であって，フロントにお預けに ならなかったものについて，当ホテルの故意又 ...

高価品の特則 578条 貨幣、有価証券その他高価品については荷送人が運送を委託するに当たりその種類及び価額を明告したるに あらざれば運送人は損害賠償の責めに任ぜず 普通品としての賠償責任も負わない。 明告がない場合でも運送人又はその使用人に悪意・重過失がある場合には特則の ...

2 前項の規定は、次に掲げる場合には、適用しない。一 物品運送契約の締結の当時、運送品が高価品であることを運送人が知っていたとき。二 運送人の故意又は重大な過失によって高価品の滅失、損傷又は延着が生じたとき。

二 国際海上物品運送法の一部改正関係 1 運送人の責任の限度額に関する規定を改めることとした。（第九条第一項関係） 2 船荷証券及び船舶先取特権に関する規定を削除することとした。（旧第六条～旧第一〇条及び旧第一

今国会に提出された「商法及び国際海上物品運送法の一部を改正する法律案」が，2018年5月18日，参議院本会議で可決され，成立しました。1899年に制定されてから約120年ぶりに，商法のうち運送・海商の規定が改正される ...

平成16年度 商法Ⅰ 講義レジュメNo.10 運送人の責任 高価品の意義（578条） 運送人の重過失（581条） 最判昭55・3・25判時967号61頁 最判昭45・4・21判時593号87頁 神戸地判平2・7・24判時1381号81頁

一 物品運送契約の締結の当時、運送品が高価品であることを運送人が知っていたとき。 二 運送人の故意又は重大な過失によって高価品の滅失、損傷又は延着が生じたとき。 （複合運送人の責任）

（ 高価品の特則 ） 第五百七十七条 1 略。 2 前項の規定は、 次に掲げる場合 には、 適用しない。 一 物品運送 契約の締結の当時 、 運送品が 高価品である こと を 運送人が知っていたとき。 二 略。 前項の規定 ↓

238 高価品に関する特則 （234） 239 責任の消滅 （236） 240 不法行為責任との関係 （237） 241 免責約款 ... 2 旅客運送人の責任 261 263 旅客の損害に対する責任 （261） 264 手荷物の損害に対する責任 （262） 第9章 運送 ...

荷送人と運送人の契約内容と取引環境（運送人の主観的情等）に委ねるべきであ る。 ④第2 「物品運送についての総則的規律」5 「運送人の損害賠償責任」 (2)「高価品 に関する特則の適用除外」(P3) 【甲案支持】

条文商法 >> 第二編 商行為 >> 第一章 総則（附属的商行為） 第五百三条1 商人がその営業のためにする行為は、商行為とする。2 商人の行為は、その営業のためにするものと推定する。解説附属的商行為 ...

（ 高価品の特則 ） 第五百九十七条 貨幣、有価証券 その他 の 高価品 については、客がその種類及び価額を 通知して これを場屋営業者に寄託した場合を除き、場屋営業者は、その滅失又は損傷によって生じた損害を賠償する責任を

1 運送法制研究会資料 8 複合運送，強行法規性等に関する問題点の検討 第1 複合運送等 1 複合運送に関する規律 複合運送に関する規律の要否及びその在り方について，どのように考え るか。 （補足説明） 1 陸・海・空の複数の運送手段を利用する運送を単一の契約によって引き受ける複

運送人 (物品) 運送人 (旅客) 場屋主人 倉庫営業者 対象 手荷物 (引渡済) 手荷物 (未引渡) 旅客 寄託品 客の 携帯物品 根拠 575-1 592-1 593-1 590 596-1 596-2 610 責任の性質 債務 不履行責任 付随的な 法定責任 債務 不履行

一 物品運送契約の締結の当時、運送品が高価品であることを運送人が知っていたとき。 二 運送人の故意又は重大な過失によって高価品の滅失、損傷又は延着が生じたとき。 （複合運送人の責任）

-3-2006年度民法第4部「債権各論」第25回 総括：契約責任と不法行為責任 の数に対応する請求権の成立を認めるべきかどうか。権利者・義務者間の法律関係は どのような規範によって処理されることになるのか。・債務不履行と不法行為の競合が最も重要だが、物権的請求権と契約上の請求権（Case

電子政府の総合窓口（e-Gov）。法令（憲法・法律・政令・勅令・府省令・規則）の内容を検索して提供します。 国際海上物品運送法（昭和三十二年法律第百七十二号） 施行日： 平成三十一年四月一日 （平成三十年法律第二十九号に ...

（6）高価品に関する特則の適用除外（改正商法第577条関係） 商法において、運送委託時に通知のなかった高価品の滅失等に関して運送人が免責される 旨の規定について、①運送契約の締結の当時、運送人が運送品を高価品である

総説 運送営業 人または物品を場所的に移動させることを業として行うこと。 そのような営業を行う者が運送人。 運送人 「陸上又は湖川、港湾に於いて物品又は旅客の運送を業とする者」（商法569条） 陸上運送、海上運送、航空運送、複合運送を含む。

運送品が高価品であることを運送人が知っていたときは、運送人は明告を求めることが可能であり、そのような運送人を免責する必要はないものと考えられる。 2 意見2について 運送人に重大な過失がある場合には、運送人の故意に ...

商法 >> 第一編 総則 >> 第四章 商号（譲渡人の商号を使用した譲受人の責任等）第十七条1 営業を譲り受けた商人（以下この章において「譲受人」という。）が譲渡人の商号を引き続き使用する場合には ...

5.海上物品運送契約の終了 (131) 第9章 海上物品運送人の責任…133 運送人の責任原因…134 1.運送人の責任の原則 (134) 2.不法行為責任との関係 (137) 賠償額の定型化と高価品特則…140 1.定額賠償 (140)

⑴ まず，運送人の責任の在り方（第1の1(1)）について，航空運送の実務を 中心に議論がされた。なお，物品運送に関し，運送品の滅失，損傷及び延着 の責任を過失推定責任とすることに異論はなかった。 （責任限度額の規定の要否

（6）高価品に関する特則の適用除外（改正商法第577条関係） 商法において、運送委託時に通知のなかった高価品の滅失等に関して運送人が免責さ れる旨の規定について、①運送契約の締結の当時、運送人が運送品を高価品である

旧商法には、高価品の特則はあっても、危険物に関する特則は置かれていなかった。しかし、新法は、国際海上物品運送法ないし最近の判例の動向などを踏まえ、危険物に関する規定を新設した。 具体的には、運送人に対して、危険物を運送する場合には、引き渡しの前に、その旨及び当該存 ...

物品運送区間に限定されず，物品の受取から引渡まで適用されることになっています．ま た，契約運送人はもとより下請け運送人である海上運送人，さらには港湾で働く人，そう いった人たちについてまで責任を課す非常に包括的な適用範囲

商法等の特則：責任の厳格化・損害賠償額の定額化や合理的制限・迅速な決済等 ・履行補助者責任を取り込んだ運送人等の厳格な責任（商560・577条） ・高価品明告義務（商578・568条） ・損害賠償額の二段階制（商580・581条－一面

標準貨物自動車運送約款 最終改正 平成31年4月1日 国土交通省告示第321号 第二条 当店の経営する一般貨物自動車運送事業に関する運送契約は、この運送約款の定めると ころにより、この運送約款に定めのない事項については、法令又は一般の慣習によります。

5．運送人の責任（江頭309-324頁） 5．1．総論 民法の請負契約上の債務不履行責任 商法、国際海上物品運送法等の特則、約款による軽減・免除の可否 請求権者 船荷証券が発行されていない場合：荷送人と運送品到着後の荷受

Q177 運送人の不法行為責任を減免する規律の適用除外規定を設けた理由は、どのようなものですか（新国際海上物品運送法第16条第2項関係）。 Q178 再運送契約の荷送人の船舶先取特権に関する規定（改正前の国際海上物品運送法第19条）を削除した理由は、どのようなものですか。

運送人の責任の消滅に関し明確な規定があることは重要であるが，消 滅時効の場合は中断等による時効期間の延長があり得るので，国海 上 物品運送法14条のように1年の出訴期限（除斥期間）とすることも考 えられる。

ホテル利用者がホテルに預けた物品の滅失、毀損につき、高価品の明告がない物品につては ホテル利用者に対する損害賠償額を15万円に制限しているホテル約款が、ホテル側に 故意又は重過失がある場合であっても適用されるか 最高裁平成15年2月28日判決 判例タイムズ1127号112頁 高価品の明告 ...

物品運送契約 351 第4節 複合運送契約 374 第18章 技術契約 283 第1節 一般規定 383 第2節 技術開発契約 ... 複合運送人と区間運送人の責任 376 第319条 複合運送証書の発行 376 第320条 荷送人の損害賠償責任 378 第321条 ...

運送人の損害賠償責任――高価品に関する特則 Q運送品が高価品であることについて明告はなかったが、運送品は高価品と知り、過失により運送品を毀損した場合にも578条の免責はあるのか A普通の運送品としての必要な注意を怠った

2016年度 商法第3部 2016年6月16日 資料8 1 Ⅴ．運送（続） 5．運送人の責任（江頭311-326頁） 5．1．総論 民法の請負契約上の債務不履行責任 商法、国際海上物品運送法等の特則、約款による軽減・免除の可否 請求権者

(3) 高価品の明告制度（商法第578条） 高価品について，荷送人がその種類及び価額を申告した場合を除き，運送 人は損害賠償の責任を負わない旨の規律を維持すべきか。 この規律を維持する場合には，例えば，申告された価額が

高価品の特則 貨幣、有価証券その他の高価品については、荷送人が運送を委託するに あたって、その種類及び価額を明告した場合でなければ、運送人は損害賠 償責任を負わない（578 条）。高価品は普通品よりも損害発生の危険が

同責任制限特則の適用を受けて、免責されるものというべ とえ場屋営業者又はその使用人に重過失があった場合にも者は、客からの明告のない高価品の滅失殿損について、た限特則もまた、同様に解釈されるべきであって、場屋営業 商法五九五条と同趣旨に基づき設けられた約款の責任制

4 当社は、前条第2項第2号オの積載物品以外の特殊手荷物又は項第3号イに該 当する積載物品（以下「高価品等」という。）の運送に関しては、運送申込人が運 送の申込みにし当該高価品等の種類及び価格を明示した場合を除き ...

第5章 賠償責任（第20条―第22条） 第6章 共通特殊手荷物券（第23条） 第1章 総則 （適用範囲） 第1条 この運送約款は、当社が経営する航路で行う特殊手荷物の運送に適用されます。

ロッテルダム・ルールズの適用範囲と当事者の責任、3. ロッテルダム・ルールズにより規律される運送の諸局面、4. ロッテルダム・ルールズと関連業界、5. ロッテルダム・ルールズをめぐるアジア太平洋諸国の状況という5つのテーマにまとめ