トナミ運輸 濃飛倉庫運輸と協業 名古屋市で施設共用

トナミ運輸 濃飛倉庫運輸と協業 名古屋市で施設共用

トナミホールディングス(綿貫勝介社長)は5日、グループ中核会社のトナミ運輸が、濃飛倉庫運輸(本社=岐阜市、尾関圭司社長)との間で物流施設の賃貸借契約を締結し、11日から協業を開始すると発表した。
協業は名古屋市内のトナミ運輸・港支店(同市港区)の荷捌きスペースと事務所等の一部を濃飛倉庫運輸と賃貸借契約の上、濃飛倉庫運輸・富船輸送センター営業所(同市中川区)の特積み機能を新たに開設する名古屋藤前輸送センター営業所(同市港区)へ移管。
両社は配送戦力を相互活用し、配達業務での共同配送を行う。濃飛倉庫運輸・名古屋藤前輸送センター営業所の集荷貨物は、他社委託分をトナミ運輸のネットワークを利用して輸配送する。
施設共用の効果では、①配送戦力・施設の戦略的な協業運用による「生産性向上と品質向上」のシナジー効果創出②共同配送でドライバーの労働時間短縮や配送コストの削減に加え、トラックの走行距離の短縮によるCO2排出量の削減——、環境負荷の低減効果が期待される。

提供元:日本流通新聞×foredge

日本流通新聞 トラックマンジョブ