中京圏最大規模の15・5㎡、弥富木曽岬DCが竣工

中京圏最大規模の15・5㎡、弥富木曽岬DCが竣工

ESR(スチュアート・ギブソン代表取締役)は13日、三重県木曽岬町に敷地面積7万9096平方㍍、4階建てで中京圏最大級の延床面積15万5332平方㍍のマルチテナント型物流施設「弥富木曽岬ディストリビューションセンター」を竣工したと発表した。
木曽岬干拓地工業用地の第一期分譲区域内。国道23号(名四国道)木曽ICから2・8㌔㍍、名古屋港鍋田ふ頭コンテナターミナル約13㌔㍍に位置し、名古屋市のほか、東海全域、関西・関東への戦略的拠点としても需要が見込まれる立地。
全フロアに直接乗り入れ可能な上り下り専用のダブルランプウェイ式。1階は低床式倉庫、2−4階は高床式倉庫でトラックバースは合計229台を設置した。倉庫部分は小割対応の設計で最小区画4950平方㍍、最大約3万3000平方㍍のワンフロアオペレーションが可能となる。
重量物にも対応し、全フロアで2・5㌧のフォークリフトが走行可能。敷地内には53台分の大型トラック待機場も完備した。高圧電力の供給でロボティクス、マテハン、人用空調、ハイスペックなシステム導入など多種多様なニーズに応える。
約800人の雇用創出を見込む。同社施設では初のコインランドリー(2台)、個室型のワークブース(2室)も導入。
環境面では屋上に太陽光パネルを設置し、3MW規模の自家消費型システムを稼働予定。また、テナントのレイアウトに合わせエリアごとに照明点灯区分を設定できる照明システムも初導入した。
同施設を訪れた一見勝之三重県知事は「国交省時代、多くの倉庫を視察したが、弥富木曽岬DCは当時とは2代も3代も進んだ素晴らしい設備。
働く方にとって快適な施設が整い、また災害発生時に近隣住民の避難場所としても使用させていただけることは有難い」と期待を述べている。

提供元:日本流通新聞×foredge
By:物流たまてばこ

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