ゴールデンウィークの高速道路といえば、「どこもかしこも大渋滞」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
実際、NEXCOの発表でもGW中は30km超の渋滞が全国の主要道路で予測されています。
しかし、渋滞を完全に避けることは難しくても、“混みにくい時間帯”や“空いているルート”を選ぶことで、ストレスの少ないドライブが可能になります。
この記事では、2025年のGWに向けて、高速道路の渋滞をできるだけ回避するための実践テクニック・出発タイミング・おすすめのう回ルートをわかりやすく解説します。
この記事の結論
- 午前4〜6時出発がもっともスムーズ
- 渋滞ピーク(10〜14時)を避けるだけで移動時間は半分に
- 迂回路やバイパス活用で主要ICの渋滞を回避可能
- iHighwayやGoogleマップでのリアルタイム確認は必須
GW中の渋滞はなぜ起きる?どこが混む?
ゴールデンウィークは、帰省・レジャー・物流の交通が集中する「年に数回の超繁忙期」。
特に高速道路は、以下のような理由で渋滞が発生しやすくなります。
■ 渋滞が発生しやすい要因
午前10時〜午後2時に出発する人が圧倒的に多い
渋滞ポイント(トンネル、ジャンクション、IC)は物理的にボトルネック
突発的な事故・故障で一気に流れが悪化する
■ 代表的な渋滞ポイント(全国共通)
東名高速:大和トンネル
中央道:小仏トンネル
関越道:花園IC〜高坂SA
名神高速:一宮IC〜小牧JCT
結局いつ出れば空いているのか?【時間帯ガイド】
時間帯で渋滞を回避するのが、最も確実かつ再現性の高い方法です。
▼下り(行き)のおすすめ出発時間
午前4時〜6時までに出発=渋滞に巻き込まれず到着
7時を過ぎると徐々に混み始め、10時には本格的な渋滞に
▼上り(帰り)のおすすめ出発時間
午前中(〜11時)まで、または20時以降が比較的空いている
14時〜20時はUターンラッシュで大渋滞が発生しやすい
✅【Point】渋滞のピーク時間に「いま走る」のではなく、「終わる頃に出発」するのが正解
このルートが穴場!エリア別う回&バイパス活用法
主要ルートが渋滞しているときは、バイパスや裏道をうまく使うだけで30分以上短縮できるケースもあります。
■ 関東方面
東名:海老名JCT付近→圏央道 or 新東名経由でう回
中央道:小仏トンネル渋滞時→甲州街道(R20)+東富士五湖道路
■ 関西・東海方面
名神:一宮〜小牧の渋滞→新名神 or 京滋バイパスへう回
名古屋近辺:名二環・名古屋高速の併用で渋滞分散が可能
■ Googleマップのルート再検索も有効
渋滞状況をリアルタイムに反映した「う回提案」が出るので、特に都市部では効果的です。
リアルタイム交通情報は“使い倒す”べし
事前の準備だけでは渋滞は避けきれません。
出発直前・移動中の情報チェックが超重要です。
■ 推奨ツール一覧
iHighway(NEXCO):渋滞の予測・現在の状況・所要時間がわかる
スマイルETCアプリ:ETC割引情報+交通情報が一括確認
Googleマップ / NAVITIME:音声ナビ付きでルート再案内も早い
ラジオ交通情報(AM/FM/JARTIC):事故・通行止めの速報性が高い
トラックドライバー・家族連れのための実践Tips
▼物流関係・トラック運転手向け
夜間運行の方が到着時間が正確に読める
SA/PAの大型車駐車枠は早朝6時には満車の可能性あり
休憩は小規模PAやトラックステーションの活用も検討
▼家族連れドライバー向け
子連れの場合、10〜14時のSA混雑は想像以上なので早めに休憩を
トイレ・食事は早めに済ませる&非常食も準備
渋滞中はYouTubeキッズや音声読み聞かせでお子様対策を
まとめ|渋滞は「避けられる」時代に
ゴールデンウィーク中の高速道路は、たしかに混雑します。
しかし、出発時間・ルート・情報収集の3つをしっかり押さえるだけで、混雑を大幅に回避することが可能です。
とくにトラックドライバーや仕事で運転をする方にとっては、渋滞=納品遅延・ストレス・体調悪化の原因にもなります。
事前に“走り方”を戦略的に組み立て、今年のGWを安全かつ快適に乗り切りましょう。
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