ホームロジトラック1割削減

ホームロジトラック1割削減

大手家具メーカー、ニトリの物流子会社ホームロジスティクス(ホームロジ/柳川弘之社長)は、ホームセンター運営など行うコーナン商事(コーナン/疋田直太郎社長)と組んで共同配送を1月から開始した。積載効率を高め、CO2削減といったサステナビリティへの取り組みが急務とする両社の思惑が一致した。
  貨物量が少なくトラックの空きスペースの解消が課題だった鳥取、島根2県のエリアで実施。
  ホームロジは兵庫県、コーナンは大阪府にあるそれぞれの物流拠点から商品を集荷し鳥取、島根にあるニトリとコーナンの店舗へ配送していた。両社はこれら商品をトラックに積み合わせ、各店舗に搬入する仕組みに切り替えた。

コーナンと共同配送 53㌧CO2削減

共同配送により月当たりトラック台数は両社合わせ128台だったのが、2月は116台と1割削減を実現。CO2(二酸化炭素)は年間53・3㌧の削減が見込まれる。
  共同配送といった取り組みを拡大させるとともに、物流コストの削減にもつなげる方針。

提供元:日本流通新聞

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