KRSパレット流出解決に3社共創で実証実験

KRSパレット流出解決に3社共創で実証実験

キユーソー流通システム(KRS/西尾秀明社長)、アルプスアルパイン(栗山年弘社長)、損害保険ジャパン(西澤敬二社長)の3社は2月18日、物流パレット流出の課題解決に向けた共創を開始した、と発表した。
  アルプスアルパインの物流資材を遠隔管理するIoTデバイス「物流トラッカー」を、KRSが運用するパレット約200枚に装着し、昨年12月から6カ月間の実証実験を行っているもの。
  物流で利用されるパレットは、荷役・輸送・保管の業務効率化や働き手不足の解消に役立ち、物流の効率化にかかせない存在だ。国内でのパレットの流通数は年間数億枚と想定される。
  その一方で、利用会社の管理から外れてしまう「流出」と呼ばれる状態が、パレットを利用する物流・倉庫・製造業等の幅広い業界において共通課題となっている。
  今回の実証実験はパレットを利用する個々の企業が抱える課題解決だけでなく、物流業界全体の業務効率化に取り組む。

提供元:日本流通新聞×foredge

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