窓口キャッシュレス化、自動車検査登録 手続きデジタル化推進

窓口キャッシュレス化、自動車検査登録 手続きデジタル化推進

国土交通省は自動車検査登録手続の窓口業務フロー見直しへ基本方針をまとめた。支払い窓口業務のキャッシュレス化・合理化や、申請から文書管理までの一貫したデジタル化・業務効率化を推進する。
運輸支局で支払う検査登録手数料と自動車重量税は、事前登録によるクレジットカードでの一括決済を来年度税制改正プロセスで検討する。その他の支払いについても将来的に支払いの一元化を目指す。QRコード決済などその他の支払い手段も順次拡大。キャッシュレス納付手段を有さない申請者への対応へ多様な支払い方法を可能とする措置ができ次第、印紙による支払いを廃止する。
デジタル化では、PC・スマートフォンの画面入力で申請書を作成するサイトを来年早期に導入する。PC・スマホ等を活用したデジタル方式での申請を推進し、運輸支局への来訪は車検証交付時から。その際には、マイナンバーカードやIC車検証(2023年1月導入)を活用し、情報入力を省力化する。
審査状況確認システムを順次導入し、手続の進捗状況の「見える化」を来年早期にも実施する。
このほかAIチャットボットによる問い合わせの対応や保管データに対する検索機能の導入など予定する。

提供元:日本流通新聞×foredge

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