ニトリ 新たにD2C拠点 愛知、埼玉 国内物流C再構築

ニトリ 新たにD2C拠点 愛知、埼玉 国内物流C再構築

ニトリホールディングスの物流会社、ホームロジスティクス(柳川弘之社長)は、新たに2拠点の在庫保管型物流センターを新設する。ニトリグループは物流拠点の自前化をめざし、2025年までに国内物流センターの再構築を進める。昨年には第1弾として石狩DCの着工を皮切りに、神戸DCの建設が行われており今回の2拠点はそれに続くもの。

愛知、埼玉 国内物流C再構築

新設するのは、愛知県飛島村の「名古屋DC」と埼玉県の「幸手DC」。名古屋DCは、約7㌔㍍の距離に名古屋港があるほか名古屋中心部へのアクセスも容易で物流拠点としては最適な立地。同エリアへ初のDC進出となる。ニトリは扱う品目の9割が海外の自社工場などから輸入していることから、港からのドレージ輸送など一貫物流を行っていくとみられる。 
埼玉県幸手市に建設を計画する幸手DCの立地は、圏央道の幸手インターチェンジに隣接する。11㌔㍍離れた場所には、関東・上信越エリアをカバーするグループ国内物流センターとしては最大規模の関東DC(白岡市)がある。取り扱う商材が異なるなど、供給地への対応強化を踏まえ開設を決めた。
物流センターでは、屋上に自家消費型太陽光発電設備を設置し、グループあげて環境負荷低減に取り組む。

ニトリ 新たにD2C拠点 愛知、埼玉 国内物流C再構築

ニトリ 新たにD2C拠点 愛知、埼玉 国内物流C再構築

23年11月竣工予定の名古屋DC(上)のイメージ図と24年3月竣工予定の幸手DC

提供元:日本流通新聞×foredge
By:物流たまてばこ

日本流通新聞 トラックマンジョブ