賛同企業間で意見交換、ホワイト物流推進運動 

賛同企業間で意見交換、ホワイト物流推進運動 

「ホワイト」物流推進運動は、トラック運転者不足に対し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するため2019年4月にスタート。賛同企業数は6月末現在で1239社、「製造業」、「運輸業、郵便業」、「卸売業、小売業」が多くを占める。
 賛同企業による具体的な取り組みが進む中で、日頃、出会うことのない他の賛同企業・団体の関係者が物流生産性向上に向けた意見交換を促す場を新たに設けた。
 業界・業種にこだわらず賛同企業・団体の関係者が自身の物流に関わる困りごとや要望などを「集いの場」の掲示板に投稿し、その投稿を見て共感した他の賛同企業・団体と連携に向けた意見交換ができるプラットフォームとする。

サイトに「集いの場」、生産性向上へ連携促進

利活用の例として、生産性向上や運転者の長労働時間改善などに向けたアドバイスから、幹線往復化、中継輸送、モーダルシフトといった具体的な連携先を求めるなど取り組みのきっかけづくりの場を想定する。
運営面では、既に自主行動宣言提出企業の担当者に対して「集いの場」利用管理者登録案内を送付しており、これに登録の上利用できる。社内の利用希望者に案内し利用者を選定、ログイン情報を提示する。
このほか事務局では6月に「ホワイト物流推進」運動の公式ツイッターを公開するなど運動に関する情報発信を強化している。今秋にはセミナーの開催も予定している。

提供元:日本流通新聞×foredge

日本流通新聞 共同物流コンテンツ トラックマンジョブ