配送ロボ公道走行、JP ZMP協力で実証実験

配送ロボ公道走行、JP ZMP協力で実証実験

日本郵便(JP/衣川和秀社長)は17日、日本初となる物流分野での配送ロボットの活用に向けた公道走行実証実験を行うと発表した。東京都内において必要な手続き後の実施、10 月末まで行う。ZMP(谷口恒社長)が協力し、配送ロボット「デリロ」を提供する。
政府の「成長戦略実行計画」(7月17日閣議決定)では、「低速・小型の自動配送ロボットの社会実装に向けて、遠隔監視・操作型の公道走行実証を年内に可能な限り早期に実現し、その結果を踏まえ、早期に制度設計の基本方針を決定する」こととされ、この決定を踏まえて行うもの。
公道(歩道)で配送ロボットによる輸配送実証実験を行うことで、ラストワンマイル配送における配送ロボットの可能性を検証し、省人化配送の実現を推進する。
ZMPは2017年から日本郵便主催の自動配送ロボットの実証実験に参画、実際の配送・道路環境に近い私有地をフィールドに実証実験を重ねてきた。また、オフィスビル、商業施設、大学キャンパス、マンション群からなる私有地などでの実証実験を経て、公道での実証実験に参画する。

提供元:日本流通新聞×foredge

日本流通新聞 共同物流コンテンツ トラックマンジョブ