F-LINEが取組み発表/フォークリフト安全マネジメント
5日開催した産車協のフォークリフト安全の日(厚生労働省後援)に、安全使用へ向けて取り組む食品物流のF-LINE(山本浩社長)が事例発表した。毎年1回実施するフォークリフト運転コンテストに加え、安全意識が途切れないようにと社内認定制度「フォークリフトセーフティドライブ インストラクター」でオペレーターの育成を図る。
月に1回、危険運転を起こさないための確認と安全運転への知識と技術を磨くことを目的に開く。
今年上期に社内で発生の事故を分析した松元正彦部長は「全体の4割強が周囲の確認不足のため起きた」と明かす。〝進行方向よし〟。正しくよく見ることを合言葉に、安全不確認での不注意事故撲滅に取り組む。
いま、試験的に一部フォークリフトにドライブレコーダー装着を検討している。万一の事故の際に、「原因究明」、「再発防止」、「教育」へ活かせると考える。装着による抑止効果も期待する。映像記録することで安全ルールの徹底がより進むことを願う。