NXベトナム 南部ビンズオンに拠点
NXホールディングスのグループ会社、NXベトナム(茂木拓史社長)はベトナム南部ビンズオン省に延床面積1万4511平方㍍の倉庫拠点「NX VSIP2ロジスティクスセンター」を開設し、8月1日から稼働開始する。同社は5月にベトナム北部のバクニン省に物流センターを開設し、それに続くもの。
「NX VSIP2ロジスティクスセンター」は、製造業の進出が盛んでホーチミン市内へのアクセスが良好な地域に建つ。小売業向けの製品保管や仕分け、流通加工業務を提供する。
また、市内と近郊への配送拠点としての機能も合わせ持つ。輸出加工企業の保税在庫管理のサービスも行う。
NXベトナムでは、同センターをホーチミン北部エリアの主要な物流センターと位置づける。パッケージ化されたサービスの提供で、ベトナムへの新規進出や事業拡大を検討する企業をサポートしていく考え。
主要設備は、高床トラックバース20基、ラックシステム、CCTV、入退場管理システム、自家発電装置を備える。