移動式給油カートを開発 アクアシステム 業務効率化に威力
アクアシステム(本社=滋賀県彦根市、木村匡伸社長)は15日、200㍑のドラム缶も楽に移動できる給油カート「ステーショントロリー」を開発、発売を開始した。
開発の切っ掛けは、ゴルフ場経営者から、ゴルフカートの給油時に人出が足りず、移動が困難だという悩みを聞いた。カートを給油施設まで移動しなくても、缶ごと運べて直接給油が可能な移動用具で、モバイルバッテリーのセットと3㌢の段差でも移動可能なタイヤが装備され、少人数でも迅速な対応が可能だ。
作業構内はもとより、災害時の救援作業などにも有効活用できる。併せて、「①灯油・軽油用セット」「②オイル用セット」「③災害時の給油に使えるモバイルバッテリーセット」「④ディーゼル車の給水用アドブルーリチウムセット」の4種のセットがラインナップされ、用途に応じてカートに搭載する製品を一から揃える手間を無くし、直ぐに使用できる。トロリー単体で購入するよりセットの方がお得だ。
同社では今後も「現場の困った!」を解決できる製品開発を行い、企業の業務効率化の促進と、資源の有効活用でSDGsへの取り組みを推進していく。問い合わせは0749-23-9123、担当・田中。