NX総研・荷動き指数 7~9月期 8ポイント上昇 食料品など13業種で改善
NX総合研究所がこのほど公表した「荷動き指数」の速報値によれば、2023年4~6月の荷動き実績(見込み)は前期1~3月と同様のマイナス12だったことが分かった。依然低い水準で推移しており、22年4~6月のマイナス8以降より水面下が続く。製造業・卸売業の荷主を対象に6月初旬に調査し、697社から回答を得た。
一方7~9月の見通しでは、8ポイント上昇しマイナス4に改善する。前期に比べ15業種中13業種で改善する見込み。「食料品・飲料」や「金属製品」、「電気機械」、「精密機械」などは水面下から脱しプラス浮上する見通し。