郵便・物流営業損失、JP 営業費用が増加
日本郵便(千田哲也社長)の4-6月期連携決算は売上高が前年同期比6・1%減の8014億円、営業利益は64・1%減の96億円、経常利益は69・3%減の84億円、純利益は68・4%減の93億円だった。
郵便・物流事業は売上高4829億円(1・3%減)。取扱数量で郵便やゆうメールなどが減少し全体で3・3%減だった。ゆうパックは2・3%増、うちパケットが6・8%増と伸ばした。利益面では人件費の増加や集配運送委託費の増加などで営業費用が0・9%増加し69億円の営業損失(前年同期は40億円の利益)。
国際物流事業は売上高1035億円(29・6%減)。ロジスティクス事業が前年同期並みの収益を確保したが、フォワーディング事業の貨物運賃下落などが影響。利益面では営業費用も28・2%減少したが減収幅が上回り営業損益(EBIT) は80%減の8億円だった。