国際物流が低調、ロジスティード アジア、中国落ち込む

国際物流が低調、ロジスティード アジア、中国落ち込む

 ロジスティード(髙木宏明社長)が10日発表した4-6月期連結決算は、売上高が前年同期比2%減の1947億円、営業利益6%減の103・7億円、純利益25%減の52・9億円と減収減益。
 売上高は受注領域拡大23億円、為替影響42億円、新規受注48億円(国内14億円、国際43億円)、協創新規12億円の増収要因に対し、顧客物量増減他で172億円の減収要因が上回った。営業利益も増収要因のほか生産性向上で5・6億円増益となったが減収要因が影響した。
 国内物流は売上高2%増、営業利益9%減の増収減益。国際物流は売上高8%減、営業利益7%減。北米が減収も増益、欧州が増収増益だが、アジア、中国が大幅な減収減益だった。
 業態別では3PLが売上高4%増、営業利益12%増。フォワーディングが同33%減、39%減、オートが同17%増、120%増。

日本流通新聞 トラックマンジョブ