事故防止先進取組を支援、申請窓口JATAに

事故防止先進取組を支援、申請窓口JATAに

国土交通省は、自動車運送事業者の事故防止対策支援推進事業(2023年度)に係る補助金の申請受付を開始した。今年度から申請受付窓口が日本自動車輸送技術協会(JATA)に変更しており、運輸支局等では受け付けていない。受付期間は24年1月31日まで。
 内容は①先進安全自動車(ASV)の導入、②運行管理の高度化、③過労運転防止のための先進的な取り組み、④社内安全教育の実施への支援。
 ASV導入支援は補助率2分の1。新たに「車間距離制御装置+車線維持支援制御装置」と「事故自動通報システム」を追加した。補助対象装置を複数申請したトラック事業者の限度額をこれまでの15万円から20万円に引き上げた。
 運行管理の高度化は補助率3分の1、1次募集の受付期間は9月15日まで。1事業者あたり上限額80万円。
 過労運転防止の取り組み支援は補助率2分の1。新たに「遠隔点呼機器」、「自動点呼機器」を対象に加えた。1事業者あたり上限額80万円。
 社内安全教育の実施に対する支援は補助率2分の1、1事業者当たりの上限額100万円

日本流通新聞 トラックマンジョブ