オランダ物流会社を傘下に、ロジスティード 欧州低温混載輸送に参入
ロジスティード（髙木 宏明社長）は７日、欧州域内で低温混載輸送サービスを提供するオランダの物流会社、ＢｏｓＤａａｌｅｎ社の全株式を取得する株式譲渡契約を締結したと発表した。実効日は８月末を予定する。
同社はともに創業１００年を超えるＣＡＲＧＯＢＯＳＳ社とＶａｎ ＤａａｌｅｎＴｒａｎｓｐｏｒｔ社が２０２１年に合併したトラック輸送 会社。 主にオランダからドイツ、スイス、北フランスへ青果・花卉などをデイリーベースで輸送し、帰り荷として 青果・乳製品・ドライ品をオランダへ輸送する事業を展開している。
長年の経験で蓄積された混載ノウハウと、優れた輸送品質が顧客からも高い評価を得ており、青果・花卉の生産者・卸売事業者・小売事業者などを顧客基盤としている。
ロジスティードグループは同社の全株式取得で子会社化することで欧州域内における低温混載 便輸送をサービスメニューに加え事業領域を拡大する。
欧州の低温輸送はゲートウェイであるロッテルダム港を擁し青果や花卉の一大生産地でもある オランダからドイツを中心に、フランス・イタリアなどのＥＵ各国や英国向けに需要が高く、今後も安定的な成長を見込んでいる。
