サンリツ・新中計 売上220億円へ 欧州の輸出案件拡大
サンリツ(三浦康英社長)は2024年度を初年度とする3カ年の新中期計画を策定した。26年3月期の売上を23年度実績から8・1%増の220億円、営業利益7・9%増の11億円、営業利益率5・0%の達成を計画する。3年間で総額75億円の設備投資実施を盛り込んだ。
売上220億円に向けて具体的に大型精密機械の取り扱いが10億円、工作機械で6億6500万円それぞれ積み増す計画。さらに同社80周年となる28年3月期には売上250億円、営業利益15億円、営業利益率6・0%の目標を視野に収める。
目標達成へ、まずシームレスな国際一貫物流サービスを進め、欧州などへの輸出案件を拡大させる。売上高に占める海外比率を23年度の8・8%・18億円から3年後には11・4%・25億円に高める計画。そのための欧州進出に向け10億円を投じる。
また成田地区の事業拡大へ、26年に新倉庫稼働へ50億円の投資を見込む。