埼ト協 優しい運転応援で増やす 家族、同僚からメッセージ付イラスト

埼ト協 優しい運転応援で増やす 家族、同僚からメッセージ付イラスト

イラストとメッセージでトラックドライバーを応援する取り組みが埼玉県トラック協会(瀬山豪会長)で始まった。トラック後方のリヤドアにラッピング。子どもや家族、会社の同僚、社長からの呼びかけを表した。これを見た後続車の運転者など全てのドライバーをも励ます。
埼ト協では、人との触れ合いの機会が少ないコロナ下だが、ふと前を走るトラック後部のイラスト・メッセージから優しい気持になってもらえるようにとの気持を込めた。優しい運転を増やし交通事故を減らすことにもつなげたい考え。
「頑張るトラックドライバー応援プロジェクト」へ参加した企業は、
トーエイ物流(久喜市)、岩上運輸(本庄市)、将風総合企業グループ(三郷市)の3社から8台。
メッセージを紹介すると、子どもからは「お父さんへ パパおかえりなさい」「あんぜんうんてんがんばって」「働くお父さん お母さん ありがとう」など無事と感謝を伝える。
また、先輩や同僚と思われるメッセージには「自分のため みんなのため 交通安全 しっかり守ろう」「荷物と一緒に愛を届けます」「事故なし安全運転心がけよう」「運転する時は よそみはダメ」。社長からと思われるものには「優秀なスタッフの皆さん 気配りのある運転をありがとう その頑張りは周りの人も見てくれてますよ」というのもあった。
この取り組みは来年度も継続する。描いたイラストとメッセージのラッピングにかかる費用は埼ト協が負担する。

提供元:日本流通新聞×foredge

日本流通新聞 トラックマンジョブ