危機感抱く荷主が業種を超え トラック 長距離 日帰り運行の実現へ 幹線中継輸送の実証
物流業界の2024年問題に強い危機感を抱き解決へ向け、業種の垣根を超えた7社が合同で10~14日、実証実験を実施した。関東・関西間荷物において、浜松市と埼玉県坂戸市を中継地点とし、荷台(コンテナ)部分が脱着できるスワップボディコンテナを用いた幹線中継輸送サービス「SLOC」(シャトル・ライン・オブ・コミュニケーション)だ。コンテナを分離し、指定されたコンテナに載せ替えて目的地に輸送する取り組みで、長距離運行の日帰り運行や荷役分離により若手・女性・高齢者などドライバーの活躍が期待される。